ちょっと待って!投資をする前に家計を引き締めよう
このご時世、給料がなかなか上がらないとお嘆きの方も多いかと思います。何とか資産を増やせないかと投資を検討しているかもしれませんが、まずは家計を引き締めるのが先決です。
投資は余剰資金で行うのが原則です
一口に投資といっても、そのうちには株式、債券、投資信託、先物、外国為替など様々な種類があります。それぞれ特性は異なりますが、共通するのは原則として余剰資金で行うべきという点です。(不動産投資はローンを組むのが通常ですので、少し事情が異なります)
投資は元本が保証されませんので、生活費を当て込んでしまうと破綻する恐れが出てきます。そのため、余剰資金で行うべきとされています。
まとまったお金がなくてもできる投資もある
では、ある程度貯蓄がなければ投資はするべきではないのでしょうか。理想をいえば、貯蓄ができてから投資をすべきですが、貯蓄がさほどなくてもできる投資もあります。
具体的には積立投信がそれに当たります。その名のとおり、投資信託を積立形式で購入していくのですが、少額から購入できるため、まとまったお金がなくても始められます。また、自動で購入していく仕組みがあるため、初心者に向いた投資法といえます。
いずれにしても家計の引き締めは必須です
まとまったお金を用意してから個別株などへ投資するにしろ、まとまったお金がないうちから積立投信へ投資するにしろ、毎月の収支がマイナスの場合は投資を開始すべきではありません。
そのため、投資を始めるつもりなら、先んじて家計管理に取り組んでください。家計が安定しなければ、投資を継続することができません。特に積立投信は継続こそが肝ですので、家計管理が重要な意味を持つのです。
まとめ
- 投資は原則として余剰資金で行うものです
- 積立投信なら、まとまったお金がなくても始められます
- 投資は継続するために家計管理をしっかり行う必要があります
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。ではでは。