家計管理と資産運用

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SBI証券のiDeCo加入者必見!セレクトプランへの切替は今がチャンスかも

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以前からSBI証券iDeCoに加入していた方は、オリジナルプランからセレクトプランへの切り替えを検討している方も多いかと思います。今回は、今こそ切り替えるべきタイミングなのではないかという話です。

 

何れか一方のプランしか加入できません

SBI証券は以前からiDeCo(個人型確定拠出年金)に力を入れていましたが、他の金融機関が力を入れ始めるにつれて、相対的に取り扱いファンドの魅力が低下していました。

 

そこで、新たにセレクトプランとして魅力あるファンドを取り揃えてきたのですが、プランの切り替え時には今まで積み立てた資産を一度売却して現金化する必要があり、タイミングによっては損してしまうため、新たなプランに魅力を感じながらも実行に移すには心理的なハードルが高いのです。

 

プラン切り替えにおける移換の流れ

プランを切り替える際は、プラン変更届という書類をSBI証券に提出する必要があります。この書類はSBI証券のホームページから申し込むと、数日で郵送されてきます。

 

プラン変更届が毎月1日~5日までにSBI証券に届いた場合は翌月中旬に、6日~月末までに届いた場合は翌々月中旬にIDおよびパスワードが発行されます。

 

旧プランで運用している年金資産は、ID発行後に任意のタイミングで現金化され、プラン変更届の締日(毎月5日)から2~3か月後に移換されます。

 

何故、今が切り替えるチャンスなのか

仮に本日3月8日付で変更届を提出したとしましょう。上述の流れに従うと、ID発行は5月中旬になります。その後、任意のタイミングで現金化され、8月~10月頃に移換される可能性が高いと想定されます。

 

株式市場には経験則からくるアノマリーというものがいくつかあります。その中で注目すべきは、『セルインメイ』と『彼岸底』です。

 

『セルインメイ(sell in May』はその名のとおり、5月に売れという意味です。すなわち、5月から下落サイクルに入りやすいことを示しています。

 

『彼岸底』は秋の彼岸の時期は株安となりやすいことに由来します。そのため、10月頃に買うとリターンを得やすいとも言われています。

 

これらを考慮すると、ちょうど売り時である5月~6月に売却して現金化され、株価が下がる頃に移換された資産をファンドに切り替えられることになります。まぁ、株の値動きは読めませんので思惑通りになるかは分かりませんが、歴史的にはこのようになる可能性が高いよという話です。

 

まとめ

  • オリジナルプランとセレクトプランの一方しか加入できません
  • プランの切り替えには半年ほどの期間を要します
  • 経験則を考慮すると、今が切り替えるチャンスといえます

 

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。ではでは。